●後悔の後味
起業家や経営者のように何もかもを自分で判断するようになると、行動しようか行動しないでおこうか迷う場合があります。例えて言うなら、それは新しい道を歩むか、知っている道を歩むか迷う場合と似ています。
知っている道は当然リスクが低いです。でも新しい世界は開けません。知らない道は未知の恐怖でいっぱいです。でもそれさえ克服すれば、その先にはきっと新しい世界が広がっています。
行動せずに後悔するくらいなら、行動して後悔した方がいいんです。失敗したとしても、多分失敗の方が学びが大きい。そしてそれは、その後の成長の糧になります。
動けない理由の最たるものがリスクです。人は痛みを伴う失敗を嫌いますから、少しでもリスクがあると躊躇してしまうんですね。でも考えてみて下さい。この世の中にリスクの全くないものなんて存在しません。そしてリスクが大きければ大きいほど得るものも大きいのです。
もうひとつの動けない理由が恐怖です。人は未知なるものに恐怖を感じます。でもそれを乗り越えない事には、道を歩み続ける事は出来ません。いつかきっと新しい道を選択しなくてはいけない日も来るのだから…。
行動無くして結果は出ません。行動しなくては何も産まれないんです…成功も失敗も。行動した結果が失敗でもいいじゃないですか。行動する過程に意味があるんです。そして、それはきっと大きな意義ですよ。
行動しなかった場合の後悔は、行動した場合の後悔と後味が全然違います。同じ後悔なら、行動して後悔したいですね。
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