●PPCの効果
PPC広告を使っている人が増えてきました。だいぶ認知されてきたと言う事ですね。PPCを知らない人のために説明すると、PPCとは PayPerClick の略でクリック課金型の広告形態です。クリックされた数と1クリックの設定金額を掛け合わせた費用がかかります。(総称してリスティング広告と呼ばれる事もあります。)
ユーザー側が広告を実際にクリックした時だけ料金が発生するので、費用対効果に優れた広告も出るとも言えますが、最近はPPCでも熾烈な争いが繰り広げられています。
さて、AdWords(アドワーズ)やOverture(オーバーチュア)の発展に伴い、市民権を得たともいえるPPC広告ですが、はたしてどれくらい効果があるのでしょうか?
…ぶっちゃけ効果はありますよ。でも費用対効果と言う所が疑問ですね。元々広告費用という考え方に理解がある方はいいのですが、あくまで回収を前提とした投資として考えると疑問が残ります。もちろんキーワードにもよりますけどね。
通常のPPC広告は、検索結果の上部あるいは右部に表示されます。でもこの位置はだいぶ広告枠として浸透してきています。つまり、クリックされにくいと言えるのです。PPC広告は、表示された検索結果のうち約2割の人にしかクリックされないというデータも出てきました。つまり、大多数の人たちは通常の検索結果の方をクリックするのです。
これはどういう事かと言いますと「PPCよりもSEOの方が効果的である」と言う事です。PPC広告は資金的な余裕があれば使うべきですが、余裕がなければまずはSEOで様子を見た方がいいでしょう。
とはいってもSEOも市民権を得、いまや誰も彼もがSEO対策を施しています。上位はSEO対策をしているサイト同士がせめぎあっていて、SEO対策をしていないサイトはもう発見してもらう事も難しい状況です。それでもSEO対策は基本であり、どこで差をつければいいかと言いますと、答えはSEMになります。
SEOで基礎的なアクセスを増やし、SEMで反応率を高めていく事が大切です。
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