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2007年01月25日

●シソーラス

シソーラス(thesaurus)とは類義語辞書と思って頂ければいいのですが、人類が「言語」というものを使う限り、必ず付きまとう問題です。通常、言語というものを考えた時に、同じ概念のものを複数の単語で表現する事が多い事に気がつきませんか?

例えば、「リハビリテーション」と「リハ」のような略語、「パソコン」と「PC」のような同義語、「ステーション」と「ステイション」のような表記のゆれ、「ミート(肉)」と「ミート(会う)」のような同形異義語…この他にも広義語、狭義語、関連語など、挙げればきりはありません。

現在の検索エンジンはシソーラス(類義語辞書)を持っていませんので、SEO対策をする上ではスペルミスや類義語も考慮した対策が必要となります。でもそれがスパムになってはいけません。


先日のNHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」の中でもシソーラスについて触れていましたが、ただその対策と言うのがお粗末でして、まぁ対策は公開したくないというのもわかりますが、もう少しまともな例はなかったのかな?と。ありゃ完全なスパムですよ。

しかも、その対策についての見解が「スパムとスパムでないものとの境目が現在はない。なのでグレーゾーンの手法も今のところ有効」という感じでした。いやいや、グレーゾーンは触れるべきではないですから。今グレーと言う事は近い将来黒になる可能性が非常に高いです。そしてそれは検索エンジン側の鶴の一声で決まるのです。

その時になって対策していたのでは間に合いません。SEO対策には時間がかかりますし、万が一ブラックリストに載ってしまったとしたら、もう取り返しは付きません。おいしい話に誘われて、リスクを犯すべきではないのです。

やはり正攻法が王道。怪しい小手先のテクニックを用いても何も良い事はありません。時間がかかっても地道に対策すべきです。


…というかね、表記のゆれについてはYahooは対応していますから。Googleも早く対応してもらいたいもんです。





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