●道
例えば1本の道があるとしましょう。それはある地点からある地点までの最短の道です。そこを毎日往復しなければいけなくなった場合、あなたは毎日同じ道を通りますか?それとも毎日違う道を通ろうと思いますか?
毎日同じ道を通る人は効率を求めています。冒険して道を踏み外すリスクを回避しているんです。敷かれたレールを歩むのが得意なタイプでしょう。毎日違う道を通る人は常に新しさを求めています。その時々で失敗しても、もっと大きな何かを見つめているタイプです。
言うまでもなく起業家として成功するのは後者です。寄り道というものは、時としてより早い道を見つけるための手段とも成り得ます。その時遠回りだと感じても何か得るものがあれば、大きな道から見て近道になります。
寄り道ばかりしている人は、いつもの道が工事中で通れなくても難なく対処できるでしょう。寄り道した先で新しい「何か」に出会うかもしれません。そしてそれは人生を変えるほどの「何か」かもしれません。
これは仕事も同じです。効率ばかりを求めていては成すべきものが見えなくなってしまいます。実りある寄り道が必要になるケースって多いんです。先がわかる道より、先が見えない道を…常に冒険者、挑戦者の気持ちでいたいものですね。
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