●うなぎ屋 たむろ
今日は大垣と大野町のお客様のところから帰った後、両親から「どうしても連れてきたい店がある」と言われ、春日井市にあるうなぎ屋さんに連れて行かれました。「うなぎ屋 たむろ」さんです。
うちのスタッフとも時々話しているのですが、「美味しい美味しい」と聞かされているお店に行って、本当に美味しいと思うのは段違いに美味しい場合だけです。つまり、期待感が食材そのものを上まわってしまうと、本当は美味しくても普通に感じてしまうケースがあるのです。
なので、個人的にはあえてあまり期待しないで行く事が多いのですが、今回は何回も美味しいと評判を聞いていましたので、正直かなり期待して行きました。
外見からは正直うなぎ屋とわかり難いです。玄関を入ろうとしてふと脇を見ると桧の槽に入った元気なうなぎが…うーん大きい!玄関を入るとかわいい小物がお出迎え。内装は「木」の作りです。「和」です。すごく心地良いです。なんか田舎の民家に来たような気分になります。
テーブルや椅子のみならず、細部にまでこだわりが感じられます。箸も他とは違う…紐が付いていてひっぱってパッケージを開けます。箸自体もいい作りで使い捨てにするのがもったいない感じ。トイレもこんなトイレ見た事ないって感じ。雰囲気でも食わせる店です。
付け出しは「うなぎボーン」(うなぎの骨の揚げたもの)でした。ピリッとして酒の肴に最高です。せっかくなので「う巻き」も頼んでみました。これが又ウマイ。玉子焼きだけでもウマイです。で、実際のうなぎはどうだったかと言いますと…
正直期待して行きましたよ。美味くて当たり前というような感じで伺いました…でも期待を超えてきました!ウマイ!バカウマです。僕はひつまぶしの中のひとつ「ねぎまぶし」を頼みました。ネギが好きなもので…。両親は「石焼まぶし」を頼みましたが、どちらもウマイ。特に「石焼まぶし」はここでしか食べられないと思います。野菜とのコラボが最高。
今まで美味しいうなぎと言ったら、この辺りでは「備長」が一番だと思っていました。でも僕の中では「備長」を越えました。これからはきっと「うなぎ」と言うと「たむろ」になると思います。自信を持ってオススメできます。
食後のデザートは「ほうじ茶のアイスクリーム」でしたが、子供の分まであたりまえのように出てきました。こういうちょっとした気配りが嬉しいですね。
個室には子供用の椅子もきちんとセットしてありましたし、おもちゃを全てのお子さんに用意してある様子。子供への配慮もしっかりとされています。こういうのが子連れには嬉しい。
実はこのお店はホスピタリティにも優れています。開店直後など、余裕がある時は店員さんが外まで出て接客してくれてますし、何よりお客様をもてなそうという心遣いが、細部にまでわたって感じられます。
こういうものってにじみ出るじゃないですか。本当に心地よい接客ですよ。こういうのが「又来たい」って思わせるんですよね。リピーターを獲得するためには、何よりもまずホスピタリティに優れていなくてはいけない…この事を改めて感じさせられました。
<< 前の記事(褒める大切さ) | 次の記事(他人と比べるな)>> |