トップ >> カスタマーファイヤー理論 >> ロングテールとカスタマーファイヤー理論

2007年03月15日

●ロングテールとカスタマーファイヤー理論

ロングテール理論がもてはやされていますが、これはAmazonなどの大企業がとるべき戦略で、中小企業や零細がとるべき戦略ではありません。体力のある会社でないと確実に失敗します。

ではどうすればいいのでしょうか?小さい会社はあくまで80:20の法則(パレートの法則)+カスタマーファイヤー理論が成長できる法則なのです。


特に小さな企業が成長しようと思ったら一点に集中する必要があります。それは「売り」の部分であったり「差別化」であったりします。専門に特化する必要があるのです。

ロングテールのようにあれもこれもと欲張りになってはいけません。なんでもやろうとすると、最後には結局資本の大きな所に負けてしまいます。そういうのは体力のある会社にまかせておけばいいのです。

それよりも、絶対に負けないポイントで勝負する事が大切。これとこれとこれは他に負けるけど、ここだけは絶対に負けないというポイントですね。そういうものがあるとビジネスが非常に楽になります…というか、そういうものがないと、これからの時代に生き残っていけません。

流行っている理論だからといって、なんでもかんでも取り入れようとするのは間違いです。自社に合った理論で戦略を練っていく事が大切です。

PS.ただし、SEOではロングテールも有効ですよ。

>> 行列とカスタマーファイヤー理論





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(アンテナの立て方) 次の記事(シーソーゲーム)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/657

コメントする