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2007年04月11日

●真理と道理

真理とは、いつどんな時にも変わる事のない正しい物事の筋道の事です。打ち寄せる波や月の満ち欠けなどは自然の真理であり変わる事はありません。そして森羅万象には何らかの真理が必ず存在するのです。

道理とは、物事の正しい筋道(正論)の事です。人として行うべき正しい道の事であり、時としてそれは変わります。その時代(環境)では正しかったものが、違う時代(環境)では正しくなかったりもします。

真理と道理は似て異なるものですが、真理は常に真実を見据えていますので、真実の道理とも言われたりします。


さてこの真理と道理、ビジネス上ではどう解釈すればいいのかと言いますと、常に前にあるのが真理で、後から付いてくるのが道理だと考えればいいんです。

真理は変える事は出来ません。でも道理を変える事は出来るのです。これからの時代、何が正しくて何が常識だなんて誰にもわかりません。そしてそれが将来どのように変化するのかなんて未知数なわけです。

ほとんどの成功している人達は非常識から出発しています。人と同じ事をしていては成功なんて出来ないのです。その人が成功した方法がその人にとっての正論(道理)になるのです。

真理も道理も気にする必要はありません。人として生きる以上、真理から外れた道を歩む事は出来ませんし、道理は変える事が出来ます。もちろん、人として道理を踏みはすしてはいけませんが、ビジネスとしての道理は後から付いてくるのです。

あなただけの道理を見つけてみませんか?





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