●勉強と学び
勉強と学びは違います。勉強はあらかじめ答えが決まっていて、その答えを目指すものです。対して、学びには決まった答えはありません。あるのは目的だけ。目的に向かって色々な方法、色々な道を考え出すのが学びなんです。
科目で表すと数学は勉強に近いです。何故なら答えはひとつだから。決まった答えしか許されないのが数学の世界なのです。国語はどちらかと言うと学びに近いです。国語は答え方次第では答えが無数に存在します。(先生泣かせですね。)
どちらが大事かと言えばどちらも大事です。いや学びの方が大事かな?自分で道を切り開く力が身につきますし、決まった答えを導くだけなんてつまらないじゃないですか。100人の人が居れば100通りの答えがあってもいいと思います。
そういう意味では学びの方を重視すべきでしょう。ただし、勉強でも自分なりの疑問をもち、考えながら勉強すればそれは学びに結びつくと思います。逆に疑問も何も持たず、ただ惰性で課題をこなしているだけであれば、そこに学びはありません。
要は過程の姿勢なんです。同じ勉強をしてもそこから何かを学ぶ人と何も感じない人がいます。常に疑問を持つ事が大切なのです。
人生は常に学びです。常に疑問を持ち、常に学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。
<< 前の記事(常識=非常識) | 次の記事(捉え方次第)>> |