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2007年05月15日

●息子への3つの言葉

先日、三島由紀夫の育児論を読みました。それにはこう書いてありました。

「息子に教えたい3つの言葉を挙げろと言われればこう答える。こんにちは、ありがとう、ごめんなさい。こんにちははおはようやこんばんはにも繋がる挨拶の基本。ありがとうはお礼の心。ごめんなさいは自らが犯した過ちを認め素直に詫びる心を育む。」

いやー、確かにそのとおりだと思います。この3つは基本的に、そして普遍的に大切だと思います。


でも、中でも自分の息子には「ごめんなさい」を一番に教えたいですね。…謝る事が出来ない子って増えていると思うんです。謝る事が出来ないと言うよりも、謝るタイミングがわからないと言った方がいいかもしれませんね。善悪の区別がつきにくくなっているんじゃないかと思うんです。

悪い事を悪い事と思わなくなってしまっているんじゃないかと…。それは時代背景とか、親の無責任化とか色々あるかもしれません。正義なんて歴史と共に変わっていくもんですから、何が正しくて何が正しくないかなんて誰も決める事は出来ないかもしれません。

でも、それでも、誰が見ても悪い事ってのは存在します。そしてそこに共通する事は「愛」が無い事です。それをしっかりと息子には教えてあげたい。そして「愛」の大切さを理解してもらえれば、上の3つの言葉も自然と出てくるようになるのではないかと思います。

「愛」…全ての事に繋がる壮大なテーマですね。でも一番大事なことだと思います。子育てでもビジネスでも。





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