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2007年05月16日

●行列とカスタマーファイヤー理論

弊社のホームページ作成業務は恒常的に3ヶ月〜6ヶ月待ちの状況です。ありがたい話なんですけどね。お問い合わせを頂けるお客様のほとんどから「待ってでもFolksWorksにお願いしたい」と言って頂けるものですから…。そういうお客様がたまりにたまって、いつまでたっても受注残が減っていかないんですけども…。

単純に弊社の処理能力(人)が足らないだけなのですが、でも意図して作ったわけではないこの「行列」が、実はお客様の選別も行ってくれているんです。


この「行列」というものは良質なお客様を集めるのにも適しています。待ってでもそこにお願いしたいと思うお客様は、あなたのファン客の一歩手前です。かなりきついフィルターにはなりますが、正直に「今忙しいので時間がかかりますよ」と伝えてしまうのもカスタマーファイヤー理論では有効なのです。

もちろん、それが嘘の行列ではダメですよ。お客様は敏感ですからそういうのはすぐに見抜きます。あきらかに閑散としている雰囲気なのに、忙しいって言ったって誰も信用はしないのです。

だから、あなたが本当に忙しくてたくさんのお客様を抱えている状況であれば、それもアピールのひとつとして使うべきでしょう。これはお客様に正確な待ち情報を理解して頂くためにも大切な事です。

正直、インターネットの世界ではスピードも重要です。行列がある時点でスピードには対応できていませんので、そういう意味では逆効果の場合もあります。しかし「本当に大切なものを得るためには相応の時間がかかる」事を理解しているお客様は相当に良質なお客様なのです。こういうお客様ばかりが集まってくると仕事が非常にやりやすい!

行列も見込み客の選別に繋がる重要な手段です。上手に行列を使うようにして下さいね。

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