●知りたい脳
効率の良い勉強・学習方法というものがあります。効率が良いというよりも、より身に付きやすいと言った方がいいでしょうか。…それは、脳が知りたがっている状態にしてから勉強すると言うものです。
かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも述べています。「食欲なくして食べることが健康に害あるがごとく、欲望をともなわない勉強は、記憶を損ない、記憶したことを保存しない。」と。
「記憶の欲求」という記事でも書きましたが、人間は唯一学ぶ事に喜びを覚える動物です。でもそれは脳が「知りたい」状態になっている事が大前提。そしてこの状態で無いと、いくら学んでも知識にはならないのです。
単に情報として得たものは一時しのぎの知識に他なりません。目的があって吸収した知識だからこそ身に付くのです。昔の学校教育じゃないですが、詰め込み学習には何の意味も無いのです。
大切なのは学びたいという気持ち、そして学んだ後にどう活かすかです。情報があなたの血と肉になるか、単なる情報で終わるかはあなた次第…せっかく学ぶのであれば「学び」を有効利用し、「知識」を「経験」に変えて行きたいですね。
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