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2007年09月10日

●成長曲線

本日お伺いしたお客様のところでは成長についてのお話になりました。このお客様はここのところ良い波が続いているようですが、ゆったりと成長していくのが丁度良いとのお話でした。確かにその通りです。

急激に成長すると急激に落ち込む可能性があります。ゆっくりでいいので、確実に地道に右肩上がりの成長を続けていく事が本当の意味での成長なんだと思います。そうすれば成長曲線末期にはかなりの成長をしている事となります。


よくメディアなどで取り上げられて一時期に急成長するケースがあります。でもそれは本当の成長じゃないと思うんです。その成長を継続できればいいのですが、多くは急成長に胡坐をかくだけで終わってしまうんです。本来の成長+一時的な成長であれば、一時的な成長が無くなっても通常の成長というベースがあるから大丈夫なんですが…。

SEOなんかもそうですね。スパムギリギリの手法なんかを用いて急激に上昇させる…そうすると急激な下落がいつかやってきます。それで又違う手法を用いて上昇させると、又いつか下落する…いたちごっこなんです。ベースの対策がきちんと出来ていれば一喜一憂する事も少なくなります。一度落ちても又上がるのがわかっているから長期的な対策が練れるのです。(アルゴリズムの抜本的変更だけは泣きますけどね…。)

つまり「急」と名の付くものには注意が必要なのです。急ハンドル、急ブレーキ、急上昇、急成長…もちろん波に乗る事は大事なのですが、もっと大事なのは波が去った後の事なのです。正しい成長曲線はどういうものだという話ではありません。ただ、ベースの成長を積み重ねるのだけは怠らないようにする事が大切ですね。





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