●ドライブバイダウンロード
ドライブバイダウンロードって知っていますか？ここ最近増えているネット上の脅威なんですが、あるウェブサイトを閲覧しただけで「悪意のあるソフト」が知らない間にダウンロードされるというものです。
ブラウザの脆弱性を悪用した攻撃なんですが、ブラウザのせいばかりにもしていられません。自分の身は自分で守らないといけないのです。
又、ID情報やカード番号などの流出も最近の脅威のひとつです。セキュリティ大手のシマンテックの調査によると、ネットユーザーの14％が不安からウェブサイトでの個人情報入力をやめており、22％がオンラインでの決済をやめているそうです。
これはホームページを運営する側としても頭に入れておかなくてはいけない事です。つまり、決済方法がクレジットカードだけの場合は22％の機会損失をしている可能性があるのです。これはユーザー側のセキュリティ意識の問題なので、こればかりはホームページの信頼性を高めてもどうしようもありません。今のところ、他の決済方法も必ず用意する事くらいしか対処方法はないのです。
フィッシング詐欺やファーミング詐欺が一般化し、ユーザーのセキュリティ意識も変化しています。つまり、簡単には個人情報を出さない、入力しなくなってきたって事ですね。これはお店や会社側にしてみると、今までより個人情報が集めにくいって事です。すなわち、パーソナライズした追客もだんだん難しくなっていくって事ですね。
こういった変化も踏まえて、ホームページ上でのお客様情報取得や決済手段を考えていかなくてはいけません。特にその場ですぐに売れないような商品の場合は、いかにお客様情報を入手するかどうかが成果を分けます。そして手に入れた情報に対して的確なアプローチをしていかないと、好感はすぐに嫌悪へと変化します。
捨てアドレスばかり集めても意味はありません。より見込みの高い情報を集める必要があります。その辺も踏まえた仕組みを構築し、集めた情報に対しては的確に動いていく事が大切です。
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