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2007年10月03日

●1本の線

ホームページを作る事は簡単です。それこそ、商工会議所の講習の最中に素人が1日で作れます。それをホームページと呼んでいいかどうかは別として、作ること自体は簡単なのです。

でも、反応を取るためにはもっと広い視点でホームページを作成していかなくてはいけません。すなわち、最終目標の設定とそこに至るまでのプロセスを全て考慮してホームページを構築していく必要があるのです。


例えば最終的な目標が顧客からの受注であり、そのためにはメールによる追客やニュースレターのような媒体で複数回接触し信頼度を上げていく事が必要だと…こういう場合は、こういった事を全て考慮してホームページを構築していきます。

顧客の誘導は当然の事として、コンテンツから文章の書き方、デザインレイアウト、余白の取り方まで全て考えて作り上げて行きます。つまり受注までを一本の線に見立てて構築していくのですが、最終的な目標によりこれらは全て変わってくるのです。

ホームページは単体で効果が上がるものではありません。もちろんそのようなケースもありますが、高額商品に代表されるようにすぐに購買意欲が湧かないもの、買おうと思っても躊躇してしまうものは、いかに見込み客を上手に育てるかが重要となるのです。

そのためには会社側にして頂かなければならない事も多いです。いいホームページが出来たから後は安心だ…などという世界ではないのです。どこまでホームページに力を注げるか…これはそのまま反応になって返って来ます。

いくらいいホームページが出来ても、そこに想いをこめなければ絶対に反応は出ません。そしてホームページは単なる入り口にしか過ぎないと認識し、培養客を囲い込む戦略を練っていく事が大切なのです。





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