●ライティングは気配り
ノウハウ的なライティングテクニックは色々とあります。ノウハウと言うか、小学校の時に習った国語の授業がそもそもかなりのベースになっていたりする事も多いです。経験の中で積むライティングテクニックも重要ですが、良い文章を書ける人ほど基本をおろそかにしていないからです。
基本(ベース)があるから応用が聞くのです。王道を知っているから邪道へと冒険も出来るのです。でも、文章で反応を取るために何が一番大切かと言うと、それはやっぱり「気配り」だと思うのです。
読んだ人がどう感じるか、読みやすい文章になっているかどうか、そもそもどんな人が読む事を想定しているのか、難しい単語は使われていないか、意図は伝わっているか…こういった事を常に考えてライティングする。これが「気配り」です。
そしてこの気配りがされていない文章と言うものは、単なる自分本位の文章でしかありません。まぁたまにはそういう文章を書く事が必要なケースもありますが、だいたいにおいて「気配り」は必要になります。
そして文章というものは単文ではありません。必ず複数の文章が繋がっており、それが流れ(ストーリー)になっていきます。木を見て森を見ずでもダメですし、全体を通して一本の軸を通さなくてはいけません。そこにも読む人を誘導すると言う「気配り」が必要になります。
反応の出る文章を書くにはテクニックだけではダメです。読む人の事を考えた「気配り」…これを忘れないようにして下さい。
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