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2007年10月30日

●思考法を学ぶ

世の中には知識の詰まった本や成功論、ノウハウ、法則などが溢れています。もちろんこれらは有益な情報なので、上手に利用するといいでしょう。でも本当に重要なのは、これらを学んで真似をするだけでなく、その思考法を学ぶ事なのです。

守・破・離」の「守」では真似する事が始まりですので、猿真似も有効です。しかし、そこから「破」「離」と進んでいくためには、うわべだけを学んでいてはいけません。本質やその思考法を掴む必要が出てくるのです。


ノウハウというのはいずれ陳腐化します。例えそれが成功例でも、人の行ったものを真似しているだけでは、何故それが有効なのかさえわかりません。そんな状態ではすぐに又次の壁に突き当たってしまいます。しかし、その思考法を学びさえすれば、次の壁も自分で考え、応用し、乗り越えられる可能性が高まるのです。

有名な話ですが、お腹を空かせている人に「魚を釣ってあげる」のか「魚を釣る方法を教えてあげる」のでは、後者の方がその人のためになるのです。

思考法を学ぶと言う事はとても大変な事です。時には生き方を学ぶ事になるのかもしれません。でも継続して成長していくためには、それらを学び自分のものにしていかなくてはいけません。それが最終的には自分のためになるのです。

ちょっと先の自分のためだけでなく、ずーっと先の自分のために何が必要か…それを考えると思考法を学ぶ大切さが見えてくると思います。





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