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2007年11月10日

●組織の構築

トップの役割」という記事では、トップが何から何まで自分でやってはいけないと言う事を書きました。これは、トップの役割を強く認識する事が重要であるとの事からですが、実はもうひとつ重要な視点があります。

会社組織というものをきっちり構築して行こうとした時に、トップが何から何までやってしまうと「組織の自動化」を阻害してしまうのです。


組織の構築は安定した経営に不可欠です。トップに何かあった時に仕事が止まるようではいけません。トップが不在でも問題なく業務が流れるように、組織は自動化されていなければならないのです。

ワンマン企業の場合、トップのカリスマ性だけでその会社が持っている事も多々あります。でもそれでは、トップに何かあった場合や、もしくは代がわりをした場合に会社が存続しなくなります。

トップは船頭です。船頭が変わっても船は進む状態にしておかなくてはいけません。船を沈ませないために船頭が変わる事なんて今の日本では珍しくもありません。

起業数年は難しいですが、事業が安定してきたら次に目指すのは組織の自動化であるべきです。





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