●適切な場所
ホームページの中で訪問者の視線がどこに集まるか、そしてどう動くかを予測するのも大切な事です。何故なら絶対に読んで欲しい大切な文章やキャッチコピーはそこに配置すべきだからです。
考慮すべき要素のひとつは「Fパターン」という目の動きを考慮した「Golden Triangle(ゴールデントライアングル)」と呼ばれる領域。Fの字の頂点を結んだ三角形がゴールデントライアングルになります。
この中に、読んで欲しい文章や惹きつけるキャッチコピーを配置すると反応率が高まります。
そしてもうひとつは「Above the Fold(アバブザフォールド)」という領域。スクロールしないで見える画面の範囲がアバブザフォールドになります。この領域に読んで欲しい文章や見て欲しい画像を配置するのは基礎中の基礎とも言えます。
当然ですね。スクロールしなければ見えない箇所に重要なものが配置してあっても、誰もがスクロールして見てくれる保証は無いのです。ただこの領域は、ディスプレイサイズや解像度の問題がありますので、基準とすべき数値はあってないようなものです。
それでもこういった事を頭の隅に置いてホームページを構築すると、何かが変ってくると思います。大切なのは見栄えの良さではなく反応率です。(もちろん見栄えも大切ですけどね。)決して会社側の都合ではなく、訪問者の気持ちになってホームページを作る事が反応に結びつく第一歩となります。
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