●我流 アンコウのさばき方
先日の結婚式の二次会で「アンコウ」を頂きました。…と言っても僕がもらったわけじゃなく、僕の友人がゲームで当たった賞品を「明日から家に居ないので…」という理由で、僕が譲り受けたものです。
そこで、早速自宅でアンコウの解体に挑戦してみました。もちろん、挑戦したのは嫁さんです。^_^; 有名なのは吊るし切りですが、どうもまな板の上でも調理できるみたいですね。ネットでさばき方を検索しましたが、いやはや便利な世の中になったもんです。
しかし、ふてぶてしい顔してますねー…。こんなグロテクスな生物が旨いんですから、世の中分からないものです。息子も「怖いー」って怖がってました。
せっかくなので解体の手順をご紹介しておきますが、人によってやり方が色々あるようですのであくまで我流の手順です。どうぞご了承下さい。
下準備は水洗いです。表面のヌメリが取れるまで水洗いします。そして、まずは下あごと上あごをはずします。アンコウの歯は結構危険ですし皮がヌメヌメして滑りますので、軍手などをはめて作業するといいでしょう。下あごから包丁を入れ、次に上あごをはずすのですが、ここで活躍するのがキッチン鋏!これがあると作業がサクサクと進みます。包丁で格闘していた時間がウソみたいです。
次に皮をはぎます。もちろん皮はそのままでぶつ切りにしてもいいのですが、食べやすさを考慮し今回ははぐ事にしました。まるでイカの皮のようにするすると取れていきます。軟体系の生物ってみんな同じなのかな…?皮をはぐとグロテクスさも増します。
次に内臓を処理します。腹を上に向け割いていくと…うぉ!旨そうなアンキモが!通常アンコウは捨てるところが無い魚と言われますが、今回内臓はなんか怖かったのでアンキモの他は廃棄処理しました。
内臓処理が終わったら白身の処理です。背骨をつけたままブツ切りでもいいのですが、食べやすさを考慮して骨も取り除きました。もちろん背骨は出汁に使います。最後にほほ肉を処理して解体終了!意外と簡単でした。
で、出来上がったアンコウ鍋がこちら。めちゃくちゃ旨かったです。ご馳走様でした。
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コメント
大変迷惑なものをスミマセンでした。 車内は臭かったでしょう・・・!?
Posted by: スキップ えっぱら | 2008年02月18日 20:47
いやー、青侍のおすそ分けでいいものにありつけました。ありがとうございます。
発泡スチロールの箱のおかげで、車内は全然くさくなかったですよ。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2008年02月18日 22:00