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2008年04月14日

●SEOとカスタマーファイヤー理論

弊社はSEO(検索エンジン上位表示)対策をする時、なるべく複合キーワードでの上位表示を心掛けます。なぜかというと単一キーワードでは顧客の絞込みが出来ないからです。例えば、家具が欲しい人を考えてみましょう。その時に「家具」という単一キーワードでは、家具を買いたいのか、家具を造りたいのか、家具の配置に関する情報が欲しいのかわかりません。

又、同じ「家具を買いたい」人でも、無垢の家具が欲しかったり、とにかく安い家具が欲しかったり、テーブルが欲しかったり、イスが欲しかったり様々です。だからこそ、複合キーワードでSEO対策をして顧客の絞込みをしてあげる必要があるのです。


これは弊社がSEO対策をする時の基本スタンスなのですが、顧客の絞込みと言う事はカスタマーファイヤー理論に通じる事です。ホームページに導く段階での顧客の選別にはSEOを使うしかありません。まぁ、ホームページ内で絞り込んでもいいのですが、なるべくなら余計なトラフィックは避けたいものです。

これは単一キーワードを捨てろと言う話ではありません。複合キーワードの方が顧客の選別が簡単というだけの話です。人気のある単一キーワードで上位表示できれば、これほど効果の期待できるものはありません。…ただ、どうやらこの雲行きも怪しくなってきたようです。

と言いますのは、特にGoogleで「直前検索」機能が強化される可能性が高いからです。アドワーズ広告なんかでは既に実施されていますが、検索エンジンが「直前の検索」を見るように進化する可能性が高いのです。

つまり、ただ単に「家具」と検索した場合と、最初に「無垢」と検索して次に「家具」と検索した場合の検索結果が違ってくる可能性があるのです。単純に考えれば前者は単一キーワード、後者は複合キーワードですが、検索エンジンが自動的に複合キーワードを補完するんですね…いやまぁ、合理的といえば合理的な機能です。

まぁ最初っから2、3語で検索する人も多いですし、どこまで自動的に複合化されるのかまだ未知数な部分は多いですが、複合キーワードはSEO段階でのフィルターになりますから、こういった事を見越しても複合キーワードでSEO対策をしておいた方がいいですね。





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