●先読みする
ホームページでは売り込み感をなるべく排除しなくてはいけません。そのためには、「売り込まれる」というお客様の危惧感を取り除く必要があります。これがあるかどうかで反応率は大きく変わってきます。実はこれはDMでもチラシでも同じなんですけどね…。
例えば、資料請求などでお客様の情報を取得する場合、お客様はこう考えます。「資料請求後に営業の電話がかかってくるのではないか?」「いきなり家に訪問されたらどうしよう?」…こういった、お客様の心理を先読みして、それに対処する回答を先に挙げてあげる必要があるのです。
お客様の考える事を先読みし、それに対する回答を必ず載せておく事…これはホームページの鉄則です。もちろん、疑問は至る箇所にあるでしょう。それらの全てに理由を用意し、お客様の危惧感を無くしてあげる事が大切なのです。そして、それが全部できるのはホームページだけです。
つまり、いかにお客様の考える事が先読みできるか、いかにお客様の気持ちになりきる事が出来るかという事がカギとなります。ひとつでも疑問点があると、それはずっとお客様の心に残ります。全てのもやが晴れたとしてもすぐには買う気にはならないのがお客様です。だからこそ疑問点がひとつでもあれば、買う意欲は大きく下がってしまいます。
ホームページは一方的なディスカッションです。お客様は頭の中で自問自答します。だから全ての反論を想定内にしておく必要があるのです。お客様の疑問を先読みし、その疑問は全て解消できるような仕組みを盛り込んでおく事が大切です。
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