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2008年05月24日

●フィルター強度

顧客の選別というか、お客様にある程度のフィルターをかける作業は大切ですね。それが集客レベルで出来れば尚ベターです。全てが全てのお客様を相手に出来るものではありません。スケベ根性を出して全てのお客様を囲い込もうと思ってしまうと、自社にとって本当に有益な「良いお客様」をも逃がしてしまう可能性があります。

来るもの拒まずではダメなんです。これはネットでもリアルでも同じ。ただ、もちろんこれは中小企業や零細での話ですよ。体制や追客システムがしっかり整っている大企業には当てはまりません。


顧客の選別のためには「フィルター(選別の仕組み)」が必要になりますが、このフィルターは強すぎてもダメですし弱すぎてもダメなんです。強すぎるとマニアしか来ませんし、弱すぎると関係の無い人まで来てしまいます。丁度良い感じがいいんですが、このさじ加減が難しいんですよね。

これは経験の中で学び取っていくしかありません。フィルターが強いとクロージングは楽です。ただその分、反応そのものは落ちます。フィルターが弱いとターゲッティングがボケます。そして、フィルターの弱い集客は自社のターゲッティングをも徐々にボケさせていきます。

良質なお客様だけを相手に出来れば、これほど楽な事はありません。ある程度商品内容を理解して、そして姿勢や人柄に共感して、自分から手を挙げてくれているお客様になりますのでクロージングも楽です。想定している範囲外のお客様を集めてしまうという事は、波長の違うお客様を集めるという事です。これは、説明(営業)が大変ですし、説明しても多分理解してもらえません。

どうせなら波長の合うお客様と気持ちよく商売したいですよね。そのためには、ある程度のフィルターを設ける事は必要な事です。





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