●人生の先輩
今日の「J-CASTニュース」で興味深い記事を見つけました。
「気配り上手は評価される 60歳以上でファストフード店で働く人」
なんでもモスバーガーで働いている70歳の店員が、お客様からかなり好評との事。いや、それは当然かもね。何といっても若い子とは人生の経験年数が違います。つまり気配りに差が出るって事です。
もちろん、職場環境など問題はあるのだと思いますが、個人的にはこういった年配の方をどんどん活用していく企業が増えるといいなと思っています。年配の方たちは人生における先輩です。つまり無条件で何か学び取れる点があると思うんです。
経験ほど自分の糧になるものはありません。それがどんな経験でもです。そして、人間は自分が経験した事しか、本当の言葉を話す事が出来ません。つまり、人生を長く経験している方は、それだけ自分の智慧や言葉が深いんです。
終身雇用が崩壊しつつある今の社会では、定年という制度もなくしてもいいのかもしれません。智慧や技術の伝承が済んでいれば問題は無いのですが、きっとまだまだ第一線で必要とされている人も多いと思います。
まぁ、まだまだ働きたいという人と、もう第二の人生を送りたいという人と大きく二分されると思いますが、これはどっちでもいいんです。若い人が年配の方より学び取る姿勢を失わなければ。
自分の方が能力が上だと過信せず、素直に学びを得るようにしたいものです。尊敬の念を失わないようにしたいですね。
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