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2008年07月23日

●広告市場

北米市場とはいえYahooとGoogleが広告事業で手を結んでから、なにやら広告市場も騒がしくなりつつあります。最近の調査によるとアメリカ市場ではGoogleの検索広告シェアが77%に達したそうです…又ひとつGoogleの地球制覇に近づきましたね。

まぁ今この時点でシェアが増える事は、Googleにとって嬉しくもあり悩ましくもあるとは思います。独占禁止法の兼ね合いがありますから…。ちなみに日本ではどうかと言いますと、なんと初めて過半数を上回った(56%のシェア)んだそうです。


もちろんYahooも負けてはいません。AOL買収に動いているとか色々な動きはありますが、まぁそれは置いておいて…新しく「インタレストマッチ」と呼ばれる広告をリリースするようです。まぁ分かりやすく言えば、今までの「コンテンツマッチ(コンテンツ連動型広告)」がよりきめ細やかになったバージョンという感じですね。どうも、ページ内容に加えて行動履歴も参照するようです。まぁGoogleも似たような事やってますけどね…。

GoogleはGoogleで訴訟を起こされたりとか色々あるようです。エラーページやドメインパーキングなどのページに広告を表示されていたようですが、確かにこれはGoogleが悪いような気も…これもどんな判決が出るか気になる部分ではあります。その裏でロシアの広告企業買収も成立したようで、Yandexがシェアを占めるロシアへもいよいよ触手を伸ばし始めました。

パソコンの検索市場も成熟し、今は寡占から再編に向かっています。(超寡占になる可能性もありますけど…。)携帯の検索市場が今後どうなっていくかなども気になる動向ではあります。まぁそれでも一番大切なのは、「動向を見極めつつも検索結果に振り回されない事」ですね。





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