●人生とは
先日あるお客様のところで、人生とは何かと聞かれました。僕は「生と死の間にある有限の時間」と答えましたが、「では何のために人生を過ごすのか」と聞かれました。
仮に魂が存在するものとして、この世の姿は仮の姿(単なる箱)と仮定(あくまで仮定ですよ^_^;)するのであれば、人生は修行の場としか答えようがありません。徳を積む(人徳を重ねる)場ですね。いや穢れを祓う場と言った方がいいかもしれません。
ただ、こういう事を考え出すとキリがないんですよね…何故なら誰も本当の事はわからないのですから。先人達の経験を元に、こういうものではなかろうかと「仮定」をする事しか出来ないのです。それでも、自分が生きてきた人生の中でおぼろげながら見えてくるものもあります。(ちょっと宗教くさくなりますが、決してどこかの宗派の回し者ではありません。^_^;)
それはやはり、この世は仮の姿であり、魂と体(箱)があり、魂は輪廻するのではないかという事…いや、輪廻という言い方はおかしいのかもしれません。魂とは意識の集合体であり、意識が脈々と受け継がれていくと言った方がいいでしょうか…。アカシックレコードの考え方に近いのかもしれません。(ちなみにとある方にこの話をしたら魂は輪廻しないと言われました…。(>_<))
まぁ転生するしない、意識の受け継ぎがあるなしは置いておくとして、この世が修行の場である事は何となく理解できます。何故ならこれほど辛く、楽しく、そして儚い時間の中で、色々な事が一度に経験できるのはこの世しかないからです。ホント上手に出来ています。
だとすると、人生が修行の場であると仮定して自分に何が出来るのか…それは、他人にどれだけの愛を与える事が出来るのかになってくると思うんですよね。人の心に火を灯し、どれだけ人の心を癒す事が出来るのか、人の心に貢献し、どれだけの人を助ける事が出来るのか、人の心を助け、どれだけの人に愛を与える事が出来るのか…こういった事に尽きると思うんです。
まぁこういう事に関しては、何が正解で何が間違いなのか誰もわからないですよね…。だからこそ自分の信じる道を歩いていきたいですね。
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