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2008年12月17日

●1本に頼らない

トヨタショックによる、下請け、孫請けへの連鎖が広がっています。今回の件は誰も予想できなかった100年に1回の事態としても、それでも連鎖を回避する方法はあったはずです。

何故トヨタショックが連鎖を生んでしまうのか、そしてトヨタの関連会社であるにも関わらず、何故連鎖の影響を受けていない会社があるのか。前者と後者の差は柱の数なのです。


会社の収入を1本の大きな柱に頼ってしまうと、その柱に何かあった時に共倒れしてしまいます。でも細い柱でもいいので、その柱が何本もあれば、そのうちの1本に何かあっても大きな影響を受けません。

つまり、自社の収入をどこか1社に頼るべきではないという事です。例えそれがどれだけ大きな収入であっても、その1本に頼るより複数の柱を用意した方がリスクマネジメントに繋がります。しかも、できれば違う業界の柱を複数用意した方がいいですね。同じ業界の柱が複数あると、その業界が不況になった時に全ての柱が影響を受けてしまいます。

自社の収益構造を見直してみて下さい。もしどこかの1社がかなりのパーセンテージを占めているのであれば、それは危険信号です。なるべく分散する事をオススメします。





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