●器より中身
世の社長のイメージって「ワンマン」「支配的」「頑固」といった感じではないでしょうか?何かを決めるのも社長個人の考えや価値観で決めてしまう。そして会社の利益は自分の利益と勘違いしている…いや、世の社長が全てこのような感じではありませんよ。立派な社長もたくさんいます。でも、少なからずこういう社長もいるのが事実なんです。
こういうトップのいる会社に将来性はありません。会社の器=社長の器とも言えますので、こういう小さな器の社長がいる会社は成長できないのです。何より社員がついてきません。
僕はこういうトップには絶対になりたくないと考えています。そしてその信念に基づいて今までやってきました。正直、会社の利益、自分の利益よりも、社員の幸せが優先だと思うんですよね。会社は「人」ですから。
会社というのは単なる器です。そして器より重要なのが中身です。例え会社が明日無くなったとしても、社員さえついてきてくれれば元の位置まで戻る事はたやすいです。
社員は奴隷ではありません。社員はパートナーです。景気の良い時だけこき使って自社の利益を蓄え、景気が悪くなったらハイサヨナラというのは間違っています。景気が悪いからこそ、景気が良かった時の蓄えを全て社員のために吐き出してもいいのではないでしょうか?
トップは社員の生活、いや社員の家族を含めた面倒を全て見るくらいの心構えが必要です。いや理想論かもしれないですけど、僕はそういうトップになりたいと思っています。
<< 前の記事(千代保稲荷) | 次の記事(一手間かけさせる?)>> |