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2009年01月30日

●雇用の責任

今日は朝の8:30に出発してお客様4件でお打ち合わせをし、戻ったら22:00でした…非常に疲れました。(>_<) 本日まわったお客様は全員建築系です。建築や不動産業界は今非常に大変な状況になっていますが、本日は皆さんの高い意識レベルを垣間見る事が出来ました。

ネットを上手に使っていかなくてはいけないとか、出来る事の中でも差別化を図っていかなくてはいけないなど、先が見えないトンネルの中でも光明を目指して一歩一歩確実に前へ進んでいこうという姿勢を感じました。


中でもあるお客様は、このご時世だからこそ夢を持たなくてはいけないと、従業員を惹きつけるビジョンを明確にしようとしていました。さすが見ている先が違います。いつ抜けるか分からないトンネルの中でも、確実に抜けた後の事を考え、今から行動しようとしています。

特に最近の派遣切りにも話は及び、「今いるスタッフは誰一人として切りたくない、一人切るくらいなら全員の給料を下げてでも雇用していく」というようなお話を聞き、非常に共感しました。これ、弊社と非常に考え方が似ています。

僕としては正直、経営者は従業員の生活も背負っていかなくてはいけないと思っています。それは従業員の家族も含めてです。それが「雇用する」という責任であり、義務であると思っています。決して使い捨てであってはいけないと思っています。

いつも言っていますが、会社は「人」です。「人」を大事にしない会社に将来はありません。例え一人切って業績が安定したとしても、それは必ず残った従業員に影響を及ぼします。そういう会社の姿勢を見て、間違いなくモチベーションが下がるんです。

終身雇用というシステムが正しいとは言いませんが、会社の長として「雇用」というものにもう少し責任を持ってもいいのではないかと感じます。少なくとも僕は社員に対しても家族的でありたいと思っています。





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