●迷うならやめる
今日残念な事にひとつ受注を失いました。2ヶ月ほど前に受注を頂き、ここ数ヶ月はこのサイトのために取り込んでいたのですが、やり取りを進める度に「迷っている感じ」を受けたのです。で、本日はデザイン案の提出日だったのですが、最初に意思を確認してみました。
すると、案の定「迷い」を抱えているとの事でした。それは「やる」と決める意志決定もそうですし、運営上の体制的な問題もあります。ホームページに割ける時間や優先順序的な問題もありました。
そこでFolksWorksとしては「迷いがあるならやめた方がいいですよ」というお話をさせて頂きました。もし弊社が自社の利益しか考えない会社であれば、このような返答はしないでしょう。なんとか費用を回収しようと「とりあえずやりましょうよ」「やってから考えればいいですよ」みたいな話をすると思います。でもね、その先が見えていないと結局ムダ金を使う事になってしまうと思うのです。
理想論かもしれませんが、FolksWorksとしては弊社に関わる全ての人に幸せになって欲しいのです。弊社と関わるからには不幸になって欲しくありません。でも、本人に迷いがある状態ですとお互いが不幸になる確率が高いのです。弊社はよくマラソンに例えて話をしますが、私共は単なる伴走者です。本人に走る意思がなければ結果はついてきません。そして、本人に迷いがあると迷走してしまう上、私共が先導しようとしても判断に迷ってしまいついてこれないのです。
…いや、この時点でのキャンセルは正直痛いですよ。予定していた費用が入らないという事もありますが、それよりも何よりも今までつぎ込んできた手間や時間が全て無駄になるのが痛いです。他にも待っている人はたくさんいるわけですし、構成案やデザイン案も無駄になりますから…。
「やらない方がいいですよ」というアドバイスは、商売人としては間違っているかもしれません。でも、経営者としてはこれでいいかなとも思います。やはり、ヤル気が無い方に時間を割くよりもヤル気のある方に力を注いでいきたいですし、何より結果が出ないのでは意味がありませんから。
やるからには何事もやり続ける、やり遂げる事が大切です。そしてそれが出来ないのであれば、最初からやらないのも手です。厳しい言い方かもしれませんが、まずはゆるぎない信念というか、確固たる意思を持つ事が大切です。それが出来て初めて次のステップに進めるわけです。
まずはやると決める事、そして一度決めたらブレない事。これは何事も共通する大事なことだと思います。今回は弊社としても残念なお話となりましたが、お互いが不幸になるよりはよかったのかな…と。又新しい出会いを期待して頑張っていきます。
PS.現在、弊社にご注文を頂き作成を待って頂いているお客様、それぞれちょっとずつ時期が早まる可能性があります。取り掛かれる時期になりましたら個別にご連絡を差し上げますが、それぞれ少し早めに取り掛かれる予定です。
<< 前の記事(テンプレHP) | 次の記事(事務所決定(仮))>> |