●慣れるな
ルート営業の場合や、長いお付き合いのあるお客様と接する場合、どうしても「慣れ」が出てしまいます。これが「関係の熟成」ならいいんですが、「馴れ馴れしい」ではいけません。
勘違いをしてはいけないんです。いつまでたってもお客様はお客様です。友だちではありません。いつでも、初めて接した時のような、丁寧な対応を心がける必要があります。
お客様は敏感です。適当に接しているか大切に扱われているかはすぐ見抜きます。そこで適当に扱われていると感じたら、あなたへの信頼も失ってしまいます。信頼というのは得るのはものすごく大変ですが、失うのはめちゃくちゃ早いのです。
時にはフレンドリーさが必要な場合もあります。でも馴れ馴れしいのはいけません。元気であるのと調子が良いのは違うんですよね…。仕事の話は真剣にする必要があります。お客様に一生懸命である姿勢を伝える必要があるのです。
営業も接客も全ては「気遣い」「心遣い」です。それを忘れてしまうとお客様も離れていきます。忘れないようにしたいものです。
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