●見るべき所
先日SEOについてのお問い合わせを頂きました。ホームページの両軸は「集客」と「反応」になりますが、これはどちらかだけではダメです。何故ならば、これらは足し算でなく掛け算になりますので、どちらかが0なら答えは0になってしまうからです。
「集客」は主にSEOが担う部分ですが、「反応」は主にSEM…というかWEBマーケティングが担う部分になります。そして、これはどちらも大事ですが、どちらかといえば「反応」が大事なんですよね。
SEOというのは集客の手段の一つにしか過ぎません。つまり集客できればなんでもいいんです。新聞、TV、DM…なんでもいいんです。まぁ費用対効果の面で考えるとネットが一番ですけどね。
ただ、そのSEO…つまり検索エンジンで上位表示をする事のみが目的化してしまっている人も多く見受けられます。よく考えてみて下さい。検索エンジンで上位に表示させる事が目的ではないはずです。あくまで、ホームページを用いて売り上げを上げる事が目的になるはずです。
つまりSEOとは「手段」であり「目的」ではないんですよね。これを履き違えて、キーワードの選定もろくにせず、あるキーワードで上位表示された事を喜んでいる、そしてその順位の変動に一喜一憂している人が多いような気がします。これは見るべき所が違います。
見るべき所はコンバージョン(目標達成率)です。もちろんSEOも大切ですが、これは単なるベース…何ためにホームページを作ったのかという事を一番に考えると、自ずと見るべき所はわかってくるはずです。
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