●経験と神経衰弱
昨日の夜、家族でトランプをやりました。最近、息子が「7並べ」と「神経衰弱」を覚えたようでせがまれたんですが、久しぶりにやるトランプゲームって面白いですね。いや、家族でやるから楽しいんでしょうね。
そんなこんなで「神経衰弱」をやったんですが、これ頭の体操にもなります。というか、神経衰弱を進めているうちに、ふとあることに気がつきました。…それは、神経衰弱っていうのは効率的な経験の積み方と似ているって事です。
だいたいにおいて、選択っていうのは「2択」が多いです。今から残業するのも家へ帰るのも2択。今日カレーを食べると決めるのも食べないと決めるのも2択です。そんな選択のうち、どちらかベストを毎回選ぶ事が出来れば問題ないんですが、そうはいかないのが人生…しかも、そのどちらをも選ばなくてはいけない状態っていうのも存在します。ではそのような場合、どんな順番で選択をした方が良いのか?
例えば神経衰弱は2枚の同じカードをめくるゲームですが、2枚とも置き場所がわかってしまった時には、まず先に不確定要素の高いカードからあけますよね。それと同じです。必ず両方を選ばなくてはいけない状態が発生した場合は、「不確定要素の強い方から順に選択」した方が効率が良いのです。
「経験」もそうです。必ず両方を経験する必要があるのであれば、不確定要素の高いものから順に経験すると、より重みのある経験を効率よく積む事が出来ると思います。
<< 前の記事(対応レベルの均一化) | 次の記事(俳優の才能)>> |