●検索順位↓クリック率↑
検索順位が低くてもクリック率が増えるという「妙」な現象が起こる事があります。これには当然理由があるのですが、ここで覚えておいて欲しいのは、大切なのは順位ではなくクリック率という事です。
つまり検索結果で1位を求めるよりも、クリックされるような施策を求めた方が良いという事です。ではクリック率には何が関連しているかと言いますと、それはSERPにおける「タイトルとスニペット」です。
小手先のSEOを追い求めるあまり、タイトルやスニペットにキーワードを詰め込みすぎている事はありませんか?でもこれでは検索結果にキーワードの羅列が表示されるだけで、正しい文章になっているとはとても言い難いです。
大切なのは興味を引く文章です。それがクリック率を押し上げます。検索結果の順位を競うよりも、こういった文章力を競う方がより有効なのです。
又、SERPで答えをずばり出さない方が良い結果を招く事もあります。「知りたい」という知的欲求心に訴えかける方法ですね。検索者に「見てみたい」と思わせ、自社サイトへの誘導を図る事が出来れば第一段階は成功です。
小手先のSEOはいつか淘汰されます。SEO対策をするのであれば、正規コーディングやコンテンツの充実など「本質」を追い求める事と、タイトルやスニペットに代表される「ちょっとしたエッセンス」を加えるようにすると良いでしょう。
<< 前の記事(従業員満足度) | 次の記事(恕(じょ)と仁(じん))>> |