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2009年09月08日

●知って忘れる

内田百里慮斥佞法崔里蕕覆い箸い事と忘れたという事は違う。忘れるには学問をしなければならない。忘れた後に本当の学問の効果が残る。」というものがあります。

「何故学校に行くのか?」「何のために勉強するのか?」という疑問は、誰しもが学生時代に一回は抱く疑問ではないでしょうか?それに対する回答はたくさんあると思いますが、初めから知らないのと、知った上で忘れるのはやっぱり違うと思います。


すぐに役に立つかどうかという事だけを考えて勉強は出来ません。もちろんすぐに役立つものもありますが、特に義務教育で得る知識や経験はずっと後になって役に立つのだと思います。受験重視型の、ただ詰め込むだけの勉強もどうかとは思いますが、まぁそれにも何かしらの意義はあるはずです。

それよりも「学ぶ意欲」、つまり「知識欲」を身につける事が大切ですね。自分が興味ある事だけでもいいので、「知る喜び」を知って欲しいです。これさえあれば、人は成長し続ける事が出来ると思います。

学んだ事をずっと覚えておく必要はありません。…というか全てを覚えておく事はどんな人間でも不可能です。時が過ぎたら忘れていいんです。でもその時に学んだ事は、後で学び直す時に必ず大きな糧となるはずです。

ただ単に「知らない」よりは、「知って忘れる」ようにしたいですね。





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