●政変と波
最近、複数のお客様から同じような話を聞きます。どのようなお話かと言いますと、「8月9月くらいは反応がにぶかったが、政権が変わってから以前の反応に戻ってきた」というものです。
まぁ反応自体は時期的な波もありますし、事業によっては景気や株価に左右される面もあります。お客様自身の波もあるでしょう。なので、単純に政局と結びつけるのは性急とは思いますが、今回に限っては影響が無いとは言えないような気がします。
というのは、自民党政権末期というのは未来が見出せなかったんですよね。しかも総選挙を控えていましたので、行動を慎んでいる方は多かったと思うんです。当然買い控えなどもあったと思います。
それが新しい政権になって、「日本は変わる(というか変わって欲しい)」と思い込んでいる方が増えたような気がします。景気対策も次々と出されるような感じですので、おそらく楽観的なムードになってきたんじゃないかと…。例えれば長い冬眠を終えて春が来たような感じですかね。まだ何も結果が出ていないので浮かれていては危ないんですけどね。
もうひとつは、長引く不況で我慢にも限界が来たような気がします。耐えて耐えて耐え忍んできたけど、政権が変わった事により期待感と共に緊張の糸がプツンと切れたような気がします。まぁそれがすぐさま消費に結びつくもんではないでしょうけど、少なくとも行動する人は増えたんではないでしょうか?今までは動こうにも動けませんでしたから…。
いずれにしてもお客様の反応が戻ってきているのは嬉しい事です。それだけは素直に喜びたいと思います。
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