●ハードよりソフト
本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社でニュースレターについてのお話になりました。そのお客様は常々ニュースレターの内容が固くないか心配されていたのですが、確かにちょっと固い内容の号がありました。ニュースレターは追客ツールのひとつです。もちろん他にも追客のツールはありますが、共通して言える事は「お客様に忘れ去られないようにする」のと「お客様を勉強させる(知識を増させる)」のが大事って事です。
当然役割はそれだけじゃありません。プライベートなネタなども織り交ぜれば親近感の増大にもつながりますし、イベントの告知、セールスレターの同封などにも使えます。そしてこれらを通じて一番目指して欲しいのが、信頼感の増大となります。
ただ、この「信頼感を増させる」とか「お客様を勉強させる」という事を考えすぎちゃうと、知って欲しい知識ばかりを載せるような固い内容になってしまうのです。いや、もちろん知識を載せるのは必要です。でもお客様の知りたい事にフォーカスする必要があるのです。
多くのお客様が知りたいのは理論的な内容やその裏付けではありません。何故そうなのか、だから何がいいのかを簡単に知りたいのです。つまり「ハード」的な側面じゃなく「ソフト」的な側面を求めているのです。先日の「よくあるご質問の効能」という記事でも書きましたが、お客様は楽して知識を得たいと思っています。楽にお得な情報が知りたいですし、楽に答えを知りたいのです。だからこそ、そこには端的な答えが書いてある必要があるのです。
そのために一番簡単なのは「ワンクッション置く」事です。知識を持っている人が書くのではなく、何も知らない人が教えてもらいつつ自分で内容を理解し、自分の言葉で書くといいでしょう。それはきっとお客様視点に立った文章になるはずです。
求められるのは同じ立ち位置の文章です。上から目線の文章では読まれもしません。ポイントは「ハード」より「ソフト」です。
<< 前の記事(よくあるご質問の効能) | 次の記事(雰囲気作り)>> |