●批判する人は…
世間では賛否両論ある勝間和代さんですが、先日新聞紙上でこんな事を言っていました。「批判は認められたい欲求の裏返しである」と。
「なるほど、確かにな」と思いました。自分自身もそうですが、「批判できる」という事は、そのモノゴトに対する（批判できるだけの）知識を持っているという事になります。そして、「自分ならもっとうまくできる」という意識も絶対どっかに隠れているはずです。
つまり、批判（否定）は自信の裏返しなんです。そして、自信＝認めてもらいたい欲求とも言えます。
特に知識が豊富であればあるほど、アラ（足りない点）が見えてしまいます。そして、見えてしまえば指摘したくなります。すなわち、それが批判（否定）につながるのです。
何でもかんでも頭ごなしに否定する人は少ないと思います。（たまに居ますが…。）誰もが、より良くなる事を願って指摘（否定）をするはずです。だから否定が悪いわけではありません。でも、実はそこには上記のような思惑が隠れているかもしれません。その人が自覚しているいないに関わらずです。
そこに頭をめぐらせれば、「的確な批判」か「単なる自己顕示による批判」かが判断できるようになります。事態を好転させる批判か悪化させる批判かを見極めてから、批判を受け入れるようにしたいですね。
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