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2010年02月02日

●器

極論を言えば、会社というものはトップで決まると思います。牽引役となるトップの「器」が重要になるんですよね。なので、トップの容れ物が小さければ、会社の成長も頭打ちとなります。だからこそ、トップの容れ物をどれだけ広げられるかが重要になってきます。

もちろん「会社は人」ですから、トップだけで決まるものではありません。ただ、優秀なスタッフが集まるかどうか、そして強いリーダーの下で一致団結できるかどうかは、やはりトップの器が影響してくるのではないでしょうか?


この器…広げようと思えばどれだけでも広げられます。問題は広げようという意識があるかどうかだけです。では、どうすれば広げる事が出来るかと言いますと、常に勉強や情報収集をする事はもちろん、異業種にもどんどん接触し見識を深めていくといいんです。仕事以外の事にもです。要は色々な考え方(視野)に触れるのが大切なんですよね。

加えて、反対意見や批判を素直に受け入れ、改善に結びつける事です。まわりにイエスマンしかいないのであれば、それは注意信号…裸の王様になってしまいます。イエスマンばかりの環境は気持ちいいんですが、そういうスタッフばかりにしないよう自分自身で注意しなければいけません。

そしてたまには、スタッフに全てを任せる事も大事です。いつまでたってもトップがしゃしゃり出ていては人が育たないですし、自分の器を広げる時間も取れなくなってしまいます。

人の器に限界はありません。限界を作るのは自分自身です。勝手に限界を設けず、自分の器の許容範囲をどんどん増やしていけるといいですね。





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