●変わらなきゃ
貴乃花親方が日本相撲協会の理事に当選しましたね。いや、僕自身全然相撲に興味は無いですし、貴乃花が好きなわけではありません。でも今回の行動を見て少し貴乃花を応援したくなりました。
今回の貴乃花の行動は反骨精神溢れるものだと思いますが、「起業家の種」という記事でも書いている通り僕自身も反骨精神が旺盛です。だから、古い体制とか大きな組織に立ち向かっていく人って好きなんですよね。
元々10名の賛同人に届かず無理だと言われていた今回の当選ですが、見事に3名の共感者(造反者)を得て当選となりました。このような造反者が表立って出てきている事に、今の相撲協会の限界を感じます。
歴史ある、伝統ある組織も大事ですが、時代が変わるように組織も変わっていかなくてはいけないと思うんですよね。誰のための組織なのかを考えればすぐわかりそうな結論ですが、だいたいが肥大化した組織は自分たちの利益を守る事に重点を置こうとします。
結局若い考えを常に取り入れていかなくては、どんどん古臭くなっていってしまうんですよね。だからこそ若い世代に造反者が出るのではないかと…。そもそも裏切り者(犯人)を探す事に力を入れている事自体がおかしなわけで、そんな事をやっている限り「変革」なんて無理でしょうね…。
時代は「閉鎖」より「開放」です。貴乃花の一歩は小さな一歩ですが、今後に続く一歩だと思います。
PS.個人的には貴乃花に投票した3人、安治川親方とあと2人の一歩が一番勇気のいる一歩だと思っています。自分が正しいと思った事を実行する勇気…見習いたい勇気の持ち主達です。
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