●言わなきゃわからない
これはホームページに限った事ではありませんが、会社(お店)側が思っているほど、お客様はその会社(お店)の事を理解していません。よっぽど贔屓の会社(お店)だとしても、隅々まで理解しているかどうかと言えばそうではありません。お客様というのは気まぐれですから、自分にとって都合の良い情報以外はすぐに忘れてしまうのです。(時間が経てば、都合のいい情報でさえ忘れてしまいます。)
だから、「言わないでも伝わっている」と思うのは会社(お店)側のエゴでしかありません。例え当たり前の事でも、会社(お店)は伝え続ける努力をしなければいけません。何事も言わなければ伝わりません。伝わらなければ反応も上がりません。それがお客様にとって良い事であればあるほど、伝え続ける努力をするべきです。
残念ながら、会社(お店)側とお客様の間には埋めがたい溝が存在します。それはホームページでもSEOでも、実際の商売の上でもそうなんですが、会社(お店)側が抱いているお客様像と実際のお客様というのはズレがあるんですよね。いくら会社側がマーケティングに力を入れて実像をつかもうとしても、つかみ切れるものではありません。
つかみ切れないのであれば、会社(お店)側は「想い」を伝える努力をするしかありません。「うちの会社は伝えている方だ」と思っている会社でも、想像しているより伝わっていないケースも多いです。もはや「伝えない」=「機会損失」でさえあります。
伝える努力を怠らない事…地味ですが、大切な事であり続けていくべき事ですね。
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コメント
タイトルを見て逆の話かと思いました。
時々、エスパーの能力を要求されることがあるので........
立場や知ってる事が違うと、同じ単語が同じ意味じゃないとか、常識と思っている事が違うとか、意思の疎通が難しい事がたくさんありますね。
Posted by: Lurch(ラーチ) | 2010年03月27日 06:44
あります、あります!超能力を要求される事。^_^;
意思の疎通というのは永遠の課題だと思いますが、結局はコミュニケーションを増やす事が一番のような気もしています。わかりやすく伝える努力と、真剣に理解しようとする姿勢も大事ですよね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2010年03月28日 14:30