●理由をつける
先日より何回か「売るための要素」について書いていますが、そのひとつに「理由付け」というものもあります。
人は常に理由を探しています。何かを買うための理由、何かをするための理由、何かを選ぶための理由、何かを判断するための理由…人は理由が無いと動きづらいものなんです。逆に理由があれば、人はそれを盾に自分の行動を正当化しようとします。
つまり「理由」さえあれば人は行動するのです。なので、「売る」ためには「買うための理由」を与えてあげればいいんです。
実は「理由付け」というのは二次的な要素です。その前にまず、あなたの商品を「買おう」と思ってもらわなければいけません。そのために大切なのが、先日も書いた「イメージさせる」って事です。つまり、「心に描く」→「理由が見つかる」という二段構えによって、人はスムーズに購買行動を起こすのです。
理由なんてなんでもいいんです。「今年は自分に誕生日プレゼントを贈ろう」とか「頑張っている自分にご褒美を」とか、「○○を達成したら(もちろんハードルは低く)」…なんでもいいんです。その人が納得できれば、それは「理由」なんです。
もちろん、「買うための理由」もあれば「買わないための理由」もあります。だから、「買わない理由」を排除してあげて、「買う理由」を与えてあげると反応率も高まります。…人は何をするにも「理由」です。
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