●能力の補完
先日お客様と食事している時に、「作曲家ってすごいよね」って話になりました。ゼロから曲を生み出す能力はホントすごいと思います。
で、不思議だったのは丁度僕もそのような事を考えていて、そういう記事を書こうと思ってたんですよね。で、もっと不思議なのは、なんと弊社の川島も同じような事を考えていたらしくブログに書こうとしていたとの事…うーん、シンクロニシティだ！
そこで、丁度良い機会なので「ゼロから何かを生み出す能力」について、最近僕が考えていた事を少し書きたいと思います。
僕自身は「ゼロから何かを生み出す能力（クリエイティブ能力）」が弱いと自覚しています。例えば白い紙を渡されて、「想像上の生物をひとつ生み出せ」と言われても難しいのです。いや、想像力はあるんですよ。創造力が無いんです。つまり、色々と新しい事を考え出したり、ヒントを出したり、考えるきっかけを与えたりという、ブレーンストーミング的な事は得意なんですが、それを形にする事が出来ないのです。あくまで自分の頭の中だけの世界ですね。
逆に弊社の川島は、さすがにクリエーターだけあって「形にする事」がウマイんです。想像力に創造力が兼ね揃わっているので、「ゼロから」何かを作り出す事が出来ます。これはまさに「クリエイティブ能力」ですね。…ただ僕は「モノゴトを発展させる力」を人並み以上に持っていると自負しています。0から1にされたものを、2にも3にもするのが得意なんです。なので、FolksWorksは補い合って、支え合ってうまくまわっているのです。ホント世の中はうまく出来ています。
このように、何かの能力がなくても、代わりに別の能力を持っている人って結構いると思うんです。でもね、それが個性なんじゃないでしょうか？無い能力は、その能力を持つ人の力を借りればいいんです。もちろん新たに取得する努力をしてもいいでしょう。
何もかもできる完璧な人間など存在しません。逆に何一つ取り得の無い人間も存在しないと思っています。自分が持っていない能力は素直に誰かの力を借り、自分が持っている能力は誰かを助けるために使いたいものですね。
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