●考えて想像する
本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、その中の1社で「最近の子どもは考える事が少なくなっているのでは?」という話になりました。わからない事があるとすぐにインターネットで調べてしまう…情報を得ようとするのはいいんだけど、まずは自分で考えてみる事も必要では?というご意見でした。
ごもっともです。何もこれは子どもに限った事ではなくて大人だってそうです。借り物の意見ばかり主張して自分の意見が無い、思考が止まっている大人も多すぎます。
考えるという行動はとても大切な行動です。なぜならば、考える事をやめたらヒトは成長が止まるからです。想像もそうです。様々な事を想像することができる人は、リスクマネジメントにも長けています。
「思考力」や「想像力」が乏しい人が増えたのは、環境の変化の影響も大きいのかもしれません。TVやインターネットからは毎日受身の情報が垂れ流されていますし、映画やゲームからはすばらしい映像が飛び出てきます。自分で考えたりしなくても情報はどんどん入ってきますし、自分で想像しなくても与えられたリアルな世界がそこには存在してしまっているのです。
昔は本しかありませんでしたので、活字を読んで色々な世界を想像したものです。でもこれって、人の成長に必要な能力だと思うんですよね。思考や想像は空想にもつながりますから…。
3D全盛の今、あえて本を読んでみてはいかがでしょうか?きっと新鮮な世界が広がると思いますよ。
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コメント
この間そんな話をしたばかりです。
学校でもすぐに答えを聞きたがるそうです。
世の中答えの無い問題も多いのに........
Posted by: Lurch(ラーチ) | 2010年08月03日 21:04
与えられた「答え」と自分で導き出した「答え」では、その中身も重さも違うのにね…。ネットは便利ですが、そこに依存しすぎないようにする事も大切ですね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2010年08月04日 07:48