●過去の自分
先週の木曜日は3社のお客様とお打ち合わせで9:00〜17:30まで出ずっぱり、金曜日は5社のお客様のお打ち合わせで8:30〜18:30まで出ずっぱりと、非常にハードな週末でした。こういう日は最後の方になると、頭の回転が鈍くなってきます。^_^;
そんな中、木曜と金曜のお客様で立て続けにリニューアルのお話を頂きました。この2社は考え方が近いお客様同士なのですが、色々な周期も似てくるのかもしれません。…実は、ホームページのリニューアル時期って難しいんですよね。正直「したくなった時がその時」とも言えます。ちなみに弊社的には、リニューアルはしたいし、したくもないんです。え?^_^;
まず、デザイナーだけに限らず世のクリエーターというのは、日々切磋琢磨していると思います。日々学び、日々成長し、昨日の自分と今日の自分は又違うと思うんです。当然、今の段階で最高の力を出し切って作品を作り上げるのですが、時間が経ってから過去の自分の詰めの甘さに気がつくなんて事もあるわけです。
いや、詰めの甘さなんて言ったら失礼ですね。当時はそれが全力で取り組んだ結果だったんです。でも、自分が成長するに従って見えるものも増えるんです。で、過去の自分の作品が気になっちゃうんですよね。それはそれでいいものなのに…。
だから、作り直させてもらえる機会を得られるというのは、デジタル媒体の特権だと思うんです。そういう意味では、スキルが上がるに従って、どんどん「より良いもの」を目指していきたいんです。これが「リニューアルしたい」理由。
じゃ、なんで「リニューアルしたくない」のか?…これは経営的な理由です。実は全面リニューアルというのは、新規のホームページを造るのと同じくらい時間と手間を取られるんです。本当は新規のホームページを作って新規のお客様を増やしていった方がいいんですが、当然今のお客様も大事なわけです…というか、今のお客様の方が大事なわけです。そういうジレンマですね。
まぁちょっと記事的に面白くしようと「リニューアルはしたいし、したくもない」と書きましたが、頼ってもらえるだけ光栄だと思っています。そして、FolksWorksは頼ってくれた人に対して、全力でお返しをします。ちょっと先にはなりますが、又生まれ変わるサイトを楽しみにしていて下さい。
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