●できること
今回の震災を受け、日本国民がひとつになっている感覚を受けます。被災した人たちのために、誰もが「自分に出来る事」を模索し、実行しようとしている。それは色々な形があるんだと思いますが、向いている方向(心)は同じです。
僕も募金箱を見るたびに募金しています。いや、勘違いしないで下さい。募金する事が偉いだとかみんなも募金しろとか、そういう事を言っているんじゃありません。募金もひとつの手段…手段は人それぞれで違うはずなんです。
松山千春さんがラジオで言っていたという言葉がわかりやすいと思います。
「知恵がある奴は知恵を出そう、力がある奴は力を出そう、金がある奴は金を出そう。自分は何にも出せないよっていう奴は元気出せ。」
自分が出来得る最大限の事をすればいいんです。そしてそれは人それぞれで違うはず…それぞれが出来る事をすればいいと思うんです。例えば「祈る」だけでもいいんです。被災した人たちの事を想い、少しでも早い復興を祈る…これだって立派な思いやりの心が育みます。例えば子供たちに津波の怖さを教えるだけでもいいんです。それは将来の災害に役立つかもしれません。何でもいいんです。
大切なのは、日本人ひとりひとりが今回の「痛み」としっかり向き合う事、そして「忘れない」事です。被災地のために、被災した人たちのために自分は何が出来るか…自分ともしっかり向き合って、自分の出来る事をしっかりとしていきたいですね。
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