●想いは伝わる
本日は5社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「ある会社」についての話になりました。その会社は一般的な昔ながらの会社だったらしいのですが、社長が変わってから「お客様重視」の姿勢にシフトし、目に見えて変貌を遂げられたとの事でした。
スタッフにも社長の意識が反映されているのがよくわかるし、何より熱い想いを持って接客もしている。自社の商品への強い想いとお客様のためなら何でもやるという姿勢が、端から見ていても強く感じられるとの事でした。そのお客様は「こういう企業がこれからは生き残るよね」と仰っていましたが、その通りだと思います。
想いって必ず伝わるんです。それはスタッフにもそうですし、お客様にもそうです。想いは伝播もしますので、経営者の想いはスタッフに伝わりますし、スタッフを経由してお客様にも伝わります。…ただし、それは熱い想いでなくてはいけません。繰り返し繰り返し伝えられ、ブレない信念を持った「想い」じゃないと伝わらないんですよね。
でも想いを伝える事が出来ている会社は、必ず差別化が出来ます。何故なら「想い」も「売り(USP)」に成り得るからです。そして、こういう人間くさい部分って、かなり共感を得やすいんです。何故なら相手も人間だから。
せっかく想いを持っているのなら、それはしっかりと伝えなければ意味がありません。逆に想いが何もないのであれば、もう一度自社を見つめ直す必要があります。どこかには必ず「想い」が隠されているはずですから。
想いは必ず伝わります。でも、それはブレない想いである必要がありますし、しっかりと浸透させて繰り返し伝えていく必要もあります。会社の存在意義にも成り得る想い…しっかりと伝えていきたいものですね。
<< 前の記事(自粛) | 次の記事(トラントドゥ(Trent Douw))>> |