●真剣に集中する
先日の新聞記事に載っていたんですが、高校野球 愛知県大会で優勝した至学館高校の野球部は専用グランドを持っていないそうです。要は他のクラブとの兼用という事なんですが、練習に使える時間が限られちゃっているんですね。
で、その至学館の選手の言葉が載っていたんですが、その言葉が「何となく10球ノックを受けるより、真剣に5球受けた方がいい」というものだったんです。これは非常に的を得ています。
長時間「なんとなく」やるよりも、短い時間でいいので「集中して」やった方が、なんでも効果は高いんです。勉強でも運動でも仕事でも。
長い時間同じ事に取り組むと、どうしてもダレてしまいます。ただ、それは人間の特性上、仕方がないとも言えます。基本的に人が集中できる時間はだいたい2時間程度と言われていますので、長い時間集中し続けろ言う方が無理な話なんですよね。
だからこの短時間集中型というのは理にかなっているんです。多くの人は「量」をこなさなければいけないと勘違いしますが、大事なのは「質」であり「どう時間を使うか」なんです。時間は有限ですから上手に使えるかどうかも大事なポイントなんですね。
上達の秘訣は「時間の使い方」と「取り組む姿勢」です。短時間で集中して、上手に効果を上げていきたいものですね。
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