●競争原理
現代は良くも悪くも競争社会です。学校もそうだし、社会に出てからもそう…コミュニティーの大小に関わらず、どこにでも競争原理は発生します。
競争が良い事か悪い事かは又別の問題になるのでここでは深く触れませんが、資本主義である限り基本的には「競争」はつきもんなんですよね…。逆に、競争が無くなってしまうと向上心も無くなってしまうのではないかと思います。
政府お抱えの事業などを見ればわかる通り、競争が無い状態は「馴れ合い」を呼び込みます。危機感の無い安穏とした毎日では、技術の向上どころか人としての成長も危ぶまれます。
そういう意味では競争はやはり必要なのかなと思いますが、価格競争はしなくてもいいと思うんですよね。（消費者にとってはありがたいですが…。）それよりも技術やサービスの競争をするべきだし、他人よりも自分と競争した方がいいような気がします。
特に思うのが学校教育なんですが、受験のための競争だけじゃあダメだと思うんです。（これはこれで必要ですけどね。色々な意味で。）でも、社会に出てから生き抜けるような競争も学んだ方がいいと思うし、競争させないとダメなわけでもないと思うんです。大事なのは自分で考える力であり、発展させる力であり、つなげる力なんですよね。これは起業家とかにも必要な事ですが…。
忘れて欲しくないのは、競争原理というのは「強いものの原理」という事です。今の二極化もそれゆえだと思いますが、これからの世の中は「弱者こそを助ける」世の中になっていかなければいけないのではないかなと思います。（単なる理想論かもしれませんけど…。）
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