●ルーティン化
たまに、ボーッとしてしまう時ってありますよね。車の運転をしていていつのまにか家に着いていたり、勉強や仕事をしていたらいつの間にか終わっていたり、まぁ昔は「小さいおじちゃん」が出てきて作業してくれたなんて冗談を言っていたものですが、どうやら「小さいおじちゃん」は実在するようです。
要は、「小さいおじちゃん」は自分自身なんです。「無意識」に自分が作業しているんですよね。車の運転だっていつの間にか家に着いているとちゃんと赤信号で止まったかどうか不安なんですが、実際はきちんと止まっているんです。仕事だって特にミス無くこなしていたりするんですよね。
これは自分の「潜在意識(無意識)」が行っているんです。「じゃあ、それをどんどん活用していけばいいじゃん」って事になるんですが、「無意識」の話ですから「これについて無意識で処理しておいて」なんて命令はできないわけです。あくまで無意識ですから。
ただ、なんとなく活用させる事は出来ます。例えば先ほどの話…車の運転なんかもそうなんですが、これはなんで事故も無く家に帰りつけるかというと「いつも繰り返している事」だからなんです。青信号では進む、赤信号では止まる、人がいたら徐行する、十字路では止まる…日常繰り返しているこれらの事が潜在意識に植えつけられているんですね。
仕事だってそうです。毎日の繰り返しの中で、注意しなければいけない事とか書類の書き方とかが自動的に潜在意識の中に書き込まれているんです。つまり、キーは「ルーティン化」なんです。なんでもかんでも「ルーティン化」されているものは、潜在意識を活用できる可能性が高いんです。
ルーティンワークというとあまりいい響きではないかもしれませんが、ルーティンをうまく使えば仕事の効率も上がります。そして「小さいおじちゃん」が出てくるかもしれないという恩恵もあるって事ですね。^_^;
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