●一日の長
どこまで信用していいかわかりませんが、Googleの発表によれば日本企業の99.7%は中小企業(特に零細企業)が占めているそうです。で、そういった中小企業や零細企業のうち、ホームページを持っているのは24%だそうです。
…ここにも2:8の法則は当てはまりますね。実に8割の会社はネット上に存在していない事になるんです。2割の会社がネットで受注を増やし売り上げを伸ばす中、8割の会社は存在のアピールさえ出来ていないんです。
どういう調査方法かわかりませんが、正直2割って事はないだろうなと思っています。自社ホームページは無くても、飲食店なんかだと「ぐるなび」とか「食べログ」に登録しているお店も多いでしょうし、旅館なんかだと「じゃらん」とかに登録している所も多いでしょう。販売なんかだと「楽天」とか「Yahoo!ショップ」に出店している所もあると思います。
そういうのを考慮すればネットを活用している中小企業はもっともっと多いんじゃないかと思います。ヘタすると60〜70%くらい行くんじゃないかと。…まぁ単純に自社ホームページっていう括りだと2割3割なのかもしれませんが、自社で持つのもアウトソーシングするのも結局は使い方です。自社サービスとの親和性とか費用対効果を考えて判断すればいいと思いますし、目的はそれを使って効果を挙げる事ですから別になんでもいいんですよね。それこそネットじゃなくても。
ただ今この時代、ネットという入り口を閉ざす必要は無いと思うんです。特にこれからどんどん、ネットは切り離して考えられないものになっていきます。クロスメディアの時代ですからどのメディアを使ってもいいんですが、ネットはその中でも「核」の部分なんですよね。
いつか自社ホームページ保有率100%なんていう時代も来るんじゃないかと思いますが、いつか始めるのであれば1日でも早く始めた方がいいです。その方が経験も積めますし、SEO的にも有利です。孔子の言う「一日の長」はネットでも当てはまるって事ですね。
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